人工言語野

人工言語について、アンケートと翻訳依頼

世の中にはモノやアイディアを「つくる」人がたくさんいます。では、モノでもなければアイディアだけでもない「言葉」をつくるという行為にはどういった発意や経緯があるのでしょうか。
このサイトを作るときからあった疑問をアンケートという方法でかたちにしました。

設計言語に関するアンケートと翻訳

日本人設計者の方を対象に下記のアンケートにお答えいただきました。また、設計をされている言語で聖書の一節と和歌一首を翻訳して頂きました。
この記事は2004年7月初旬から8月中旬にかけて毎週、一言語づつ掲載しました。

ご協力頂いた皆様には、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

ご協力頂いた皆様

綾波使いさん(金色語仮称)(基本構造構想中の為翻訳は掲載しておりません)、星野さん(ムンビーナ語)、佳子・マクファーランドさん(地球語)、新城さん(クシュカ語)、水田さん(ノシロ語)、Phoenix De Vinciさん(3CL
(掲載順)

アンケート内容

お答えいただいたアンケートの質問項目です。

  1. 言語名の由来・意味
  2. 参考にされた言語
  3. 制作期間/制作開始時期
  4. 言語制作に至った経緯
  5. 言語の特徴・基本コンセプト(基本となる考え方)
  6. 基本文字数、表記方法、現在の単語数
  7. 最終的な到達点・目標
  8. 制作手順
  9. 制作で大変なこと、難しいこと
  10. 習得するには、どれくらいの時間がかかり、どの様な勉強方法が向いているか
  11. どの様な表現形式、使われ方に向いているか
  12. 言語を作る上でのアドバイス
  13. 対象となる言語以外に制作した言語、または制作中の言語
  14. 言語・言葉とはなにか

翻訳文

翻訳をお願いした創世記の冒頭と、百人一首。
創世記

(日本聖書教会・新共同訳から)

初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面(おもて)にあり、
神の霊が水の面を動いていた。
神は言われた。
「光あれ。」
こうして、光があった。

<http://www.bible.org/>から

In the beginning God created the heavens and the earth.
Now the earth was without shape and empty,
and darkness was over the surface of the watery deep,
but the Spirit of God was moving over the surface of the water.
God said, "Let there be light." And there was light!

柿本人麻呂・小倉百人一首

あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかもねむ


最も多くの言語に翻訳されている書物という理由から聖書を選びました。
日本文化独自の表現形式から和歌を選びました。 翻訳にあたっては、直訳、意訳、アレンジを加える等、制限はなく、「遊び」に近い感覚でお願いしています。



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